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2007年 07月 10日
日暮里は繊維の街なんだそうです。知りませんでした。
駄菓子の街とか聞いたことがあるんだけど、あれは西日暮里なのかな、なんて歩いていたのですが、まあ、今回はここが目的地ではありません。この駅から山手線の内側には、有名な谷中霊園、谷中銀座なんてのがありますが、外側にはなにがある? と思いながらウォーキング、スタートです。 なるほど繊維の街だけあって、こんな素敵なお店が……ってこれはイレギュラー(笑)。生地を売る店や、とてもリーズナブルな衣料品店がわんさかわんさか。なかなかのにぎわいです。 それにしてもここ、うーん、入ってみたいけど入っちゃいけないような店です。入ったら二度と出てこられないような(笑)。 にぎわっていたのは衣料品店があるあたりだけで、すぐに静かな通りになっていました。日曜日だからなあ。 EDWINの会社を通り過ぎてしばらく行くと、こんな石碑が。 童謡「夕焼け小焼け」の作詞者、中村雨紅を記念して建てられた「塔」なのだそうです。 「夕焼け小焼け」は、彼が第三日暮里尋常小学校の教師だった頃に作られた歌だそうですが、「山の お寺の 鐘が鳴る」なんて詞は、ここらあたりのことを言っていないような気がします。山もないし。 中村雨虹は多摩の生まれだということですから、これは子どもの頃の思い出を詞にしたのでしょう、きっと。 静かな住宅地をずっと歩き続け、飽きたなあと思った頃に大きな通りに出ました。ほっ。 地下鉄の三ノ輪駅近くにこんなものがある小さなお寺が。 「目黄不動尊」と書いてあります。目黒ならぬ「めきふどうそん」です。 実はここ、「江戸五色不動」のひとつとして知られている場所なんだそうです。三代将軍家光が寛永寺創建で知られる天海大僧正の具申により、江戸府内の名ある不動尊にそれぞれ色をつけたのだそうです。 それにしても、五色? 目黒と目白はわかりましたが、目青と目赤はいずこ?? またまたずっと通りを歩いて行くと、「泪橋」という文字が書かれている交差点に出ます。 知る人ぞ知る、「あしたのジョー」の出身地。私は村松友視の小説で名前を知っていたのですが(中身は全然覚えていませんが。失敬)、橋という名がついているのに橋はありません。 その昔、ここには水路があって、実際に橋が架けられていたそうです。で、橋の向こうはいわゆる処刑場で、この橋の上で今生の別をしていたのですね。で、こんな名前がつけられているようです。 いまではそんな面影すらありませんが、心を澄ませていると、当時この橋の上で、さめざめと涙を流していた人たちの泣き声が、風といっしょに聞こえてくるような気がします。 いや、しないか。 このあたりは、別名「山谷」と言われている場所でもあります。 日曜日とあって、あまり人通りはありませんでしたが、一泊1,000円とか書かれているチープな宿、立ち飲み屋みたいなところでたむろしているおっちゃんたちが、昼間から飲んだくれている姿を見ることができました。 おっちゃんたち、競輪と競艇のテレビを見ながら一喜一憂しているご様子。まったくもう、懲りない人たちです。いや、人のことは言えないのですがね(苦笑)。 東京ガスの整圧所を恐い恐いと思いながら通り過ぎ(あまりにもでっかくて、これが爆発したらどうなるんだろうなんて考えちゃったのでした)、白髭橋に到着です。 川沿いを、さわやかにウォーキングしようと歩き始めたのですが、ところどころに青いビニールシートでできた簡易ハウスが点在していて、上半身裸のおっちゃんたちがうろうろしています。 あんまりさわやかではないなあと思い直し、川沿いウォーキングは断念です。 またまた川はないのに、こんな橋がありました。 どうもここは江戸時代、隅田川から水を引いていて、それは「吉原」まで続く水路として使われていたようです。 こういう遊びは当時とても贅沢で、いわゆる「おだいじん」遊びだったそうです。しかし、現在はこのあたり、荷物を抱えながらとことん眠りこけるホームレス風の方のたまり場だったりして、当時との落差に、しみじみとせざるを得ません。 浅草寺を裏から入ると、ほうずきを搬入するトラックでごったがえしています。ああ、ほうずき市がはじまるのですね。 一鉢2,500円ほど。うーん、ウォーキング中だし、食えないし(笑)、で断念。 それにしても私、ここのところ浅草でウォーキング終わり、というパターンが多いようです。 すべての道は浅草に通ず、と言いますしね。いや言わないか。 おまいりして、帰りましょう。
by kenkoyochy
| 2007-07-10 23:42
| ウォーキング
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