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2005年 12月 12日
上野だったり日暮里だったり、すぐ近くまでは来ているのに、なかなか訪れる機会がなかったのが「千駄木」です。
文豪の街だけあって、近辺には「高村光太郎・智恵子の家」跡や、平塚らいてうの「青鞜」発祥の地、夏目漱石「猫の家」跡などがあり、文学好きが探索するにはもってこいの地だったりします。 しかし、これらはすべてウォーキング後に調べて知ったことで、ああ、ちゃんと調べてから歩けばよかったなと反省、です。まあ、また歩いてみればいいのですが。 当日は友人の画家、米田民穂氏が千駄木のギャラリー「猫町」というところで個展を開いていたので、覗いてみるついでに「千駄木ウォーキング」をしてみようと思ったのでした。 このギャラリーは、「猫のアーティストによる猫的生活プロジェクト」がテーマのギャラリーで、なるほど、ギャラリー内には猫のイラスト、絵はがき、置物、ぬいぐるみなど、所狭しと猫グッズが並んでいます。猫好きにはたまらないスポットです。 (残念ながら私はイヌ派なのですが。) だからというわけではないのですが、この近辺のネコちゃんたちはとても平和そうで、大切にされてる感がありありとわかりました。ちなみにこの写真、「おい、顔全部出してくれ!」とネコちゃんにお願いしながら約5分。しかしネコちゃんはなかなか私の思うようなポーズをしてくれず、そのうち通行人から不審者のように思われそうだったので(なにしろ民家の中を撮っているわけですから)、泣く泣く現場を離れた次第です。 このあたりは、老舗っぽいお店が多く、一軒一軒ゆっくりと覗いてみたくなる衝動に駆られます。「いせ辰」は江戸千代紙のお店。とても美しい千代紙に感動! 「菊見せんべい」は昔ながらの醤油煎餅が美味でした。 こちらは団子坂、こちらは不忍通り、という交差点を、熟慮の結果不忍通りを歩くことにしてしばらくすると、「根津神社はこちら」という看板があります。 根津神社は今から1900年ほど前、日本武尊が創祀したと伝えられている、歴史ある神社です。 この土地に建てられたのはいまから300年前。徳川綱吉によって建てられたそうです。 それだけ由緒のある神社でありながら、結構参拝者はまばらで、ゆったりと見物することができました。お正月はそうとうごった返すでしょうけどね。 学問の神様として有名ですので、しっかりとお祈りしてきました。「これ以上脳みそがなくなりませんように」と。すぐに「お前次第だ」という返事が返ってきましたが(笑)。 根津神社の前はゆるやかな坂になっていて、新坂、あるいはS字坂と呼ばれています。 森鴎外の「青年」という小説の中に登場している坂で、ぐんねりと曲がった短い坂です。なるほど「S字」です。 それにしても千駄木近辺は「団子坂」「三崎坂」「善光寺坂」「弥生坂」と、やたら坂が多いところなのですね。「鴎外の坂」という本もあるようで、ちょっと興味が湧いてきました。今度読んでみようと思いました。 さてさて、広い通りを探して出たところは、「本郷通り」でした。 「山猫軒」という名の、宮沢賢治ファンにはたまらないレストラン(しかしこの言葉は「注文の多い料理店」ではなく、「どんぐりと山猫」の中の一節ですね)、ご存じ天下の東京大学の「赤門」などを見ながら歩いていたのですが、ここで「つたや」という旅館があるのを発見! 実はここ、私が田舎の小学生だった頃、修学旅行で泊まった旅館なんです。 なんと30年ぶりの再会! なつかしー!(って外観等は全然覚えていないんだけど) 本郷三丁目駅に着きました。今回はあんまり長い距離を歩いていないようで、立派な運動になっていないような気もしましたが、楽しいウォーキングでした。 今度はもうちょっと勉強してから歩いてみようと思います。団子坂で団子食べ歩き、というのもいいなあ(ホントに団子屋があるのかどうかは知りませんが)。
by kenkoyochy
| 2005-12-12 19:37
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